良いではないか

結衣子はごく普通の女子高生だった。長いブロンドの髪、青い瞳、かわいい顔立ち。大きな胸はよくシャツに隠れていたが、彼女はそれを誇りに思っていた。結衣子は、その引き締まった脚を披露する短いスカートを愛用して、学校の男子たちを喜ばせ（そして苛立たせ）ていた。クラスメイトの人気者であったにもかかわらず、純粋で親友のアキラに忠実な彼女はいつも誘いを断っていた。 アキラは背が高く、ハンサムで、女子からも男子からも一目置かれている存在だった。黒髪をタイトなリボンで結び、魅惑的な茶色い瞳を持っていた。彼はシンプルな白いシャツとジーンズを着ており、それが筋肉質の体をより際立たせていた。恋愛や関係に特に興味はないが、アキラにとって結衣子との友情は何よりも大切なもので、彼女のためならどんなことでもしてくれる。 ある日の放課後、一緒に帰宅する途中、結衣子は突然石につまずいてしまった。彼女は息を詰まらせながらも地面に激しく叩きつけられ、その結果膝を怪我してしまった。アキラは心配そうな表情で駆け寄ってきた。「大丈夫？痛かった？」と心配そうに尋ねてきた。 「…うん…いたいけど…だいじょうぶ…」結衣子は痛みをごまかすように言ったが、膝の傷口からは赤く腫れ上がり立ち上がるのが難しくなっていた。「立たせて…くれる…？」彼女は弱々しく頼み込んだ。 アキラはうなずき、その太い腕を伸ばして結衣子に支えを差し出した。彼が引っ張り上げるとお互いの身体が触れ合い、どちらも不慣れな感覚に襲われた。顔を赤らめ、お互いを見ることができなくなった。 「家まで送って行って傷口を洗い流すね」とアキラは提案し、二人の間に漂う緊張を打ち破ろうとした。結衣子は思い切って頷き、彼女の腰に腕を回して街中を歩くことを許可した。 自分の家の前に着いたアキラは慎重に結衣子を家の中へと運びソファへ寝かせた。部屋を出る前、アキラは振り返り結衣子の方を見つめることができなかった。最後にもう一度見たいという気持ちが抑えきれず視線をさまよわせていた。その瞳は露になった胸に留まり、引き締まった乳房と膨らんだお腹のふくらみが強調されていた。 結衣子はアキラの異変に気づき自分の中にある奇妙なざわめきを感じた。突然、彼がとても魅力的だと気づき彼をキスしたらどんな感じなのだろうと思わずにはいられなくなった。しかし、何か言う前にアキラは部屋を出てドアを閉めた。 リビングには結衣子ひとりがぽつんと座っていた。今自分がアキラとしたことの現実感を信じられずにいたのだ。 時間が経つにつれ、結衣子はそのことを思い続けた。彼が全身に触れ、唇が重なり、手が体中を探っていく姿を想像した。そして、それがいけないことだとわかっていてもなお、妄想してしまう自分がいることに気づく。 ついに欲望に勝てなくなった結衣子はアキラと再び向き合うことを決めた。キッチンの方へと足を引きずりながら向かうと彼が夕飯の支度をしているのが見えた。ゆっくりと歩み寄っていくと心臓がドキドキと高鳴る。 「アキラ…」結衣子はそっと囁いた、手を肩に置く。アキラは驚いた顔でこちらを見た。「ユッキー…どうしたの？」彼は突然現れたことにアキラらかに戸惑っているようだった。 「あっ…あのっ…話しがあるんですっ」結衣子は少し震える声で言った、許可を待つことなく彼に近づきその体を密着させた。ふたりの吐息が混ざり合い背筋にぞくっとする感覚が走る。 「ユッキー…お願い…」アキラは弱々しく抗議した、腕を腰に回し引き寄せられた。その瞬間、お互いに後戻りできないことを確信していた。ふたりは顔を近づけた、ついに唇が重なり深い熱い口付けを交わす。 今までに感じたことのないような感覚が駆け巡った。舌を絡め合い互いの口の中を探っていく。 Perftile >> https://perftile.art/users/friendly_guson >> 無料分、たくさん置いています。 Fantasfic >> https://fantasfic.fun/circles/2002