[ (1) のつづき ] その夜から僕の生活は変わった。 星の砂は小さな瓶に入れて枕元に置いた💫 夜になると、その砂は淡く青白い光を放ち、僕の部屋を星空のように彩る。 学校でもずっと宇宙人のことを考えていた🏫 「竜ヶ崎くん、聞いてる？」 先生に叱られても、頭の中は青い肌の宇宙人でいっぱいだった。 誰にも言えない秘密。それがあるだけで、世界は輝いて見えた✨ 一週間が過ぎた頃、星の砂に変化が現れた。 瓶の中で、砂が勝手に模様を作り始めたんだ😲 最初は点々と並び、やがてそれが絵文字に…！ 「🛸🌳🌙」 UFO、木、三日月…？ 森に来い、ということ？🤔 三日月の夜、勇気を出して裏山の深い森へと足を踏み入れた🌲 暗闇の中、星の砂が懐中電灯のように道を照らしてくれる。 森の奥で、青い光が揺れているのが見えた👀 駆け寄ると、そこには前に会った宇宙人が立っていた👽 「来たんだね！」 宇宙人は絵文字で応えた。 「👽🛸👦🌌⁉️」 宇宙に行かないか、という誘いに見えた。 心臓が跳ね上がる。父さんが憧れた宇宙だ👨‍🚀 でも、いきなり消えたら父さんが心配する。 「📱👨❓」 父親に連絡していいか聞いてみた。 宇宙人は首を振り、新しい絵文字を浮かべた。 「⏰3️⃣🌅🏠」 夜明けまでに帰れるってこと？ 迷いはあったけど、好奇心が勝った🌠 「行く！」 UFOの中は以前より明るく、様々な光が踊っていた。 シートベルトのような光の帯が僕を包み込み、宇宙人がコントロールパネルに触れると… ギュイーン…！🚀 重力を感じなくなり、体が浮く感覚。 窓の外では、地球がどんどん小さくなっていく🌍 「すごい…これが宇宙なんだ…」 言葉を失うほどの美しさだった。 星々は望遠鏡で見るのとは全然違う。まるで手を伸ばせば触れられそうな近さに✨ 宇宙人は誇らしげに絵文字を見せた。 「👽🏠👇」 下方に見えてきたのは、青と紫が混ざったような惑星。 そこが宇宙人の故郷なのか🌌 惑星に近づくと、巨大な都市が見えてきた。 建物は地球のものとは全く違う、流線型で半透明。 空には無数のUFOが行き交い、絵文字が街中に浮かんでいる🏙️ 着陸すると、たくさんの宇宙人たちが集まってきた👽👽👽 みんな僕を珍しそうに見ている。 「👦🌍👋」と自己紹介すると、歓声が上がった。 宇宙人たちは僕を祝福するように、カラフルな絵文字のシャワーを降らせた🎊 [ (3) に続く]