[ (2) のつづき ] 最初に会った宇宙人（もう友達だと思っていた）が、僕を街の中心へと案内した。 そこには巨大な球体の建物があり、中に入ると…😳 無数の地球の映像が浮かんでいた🌍 人々の笑顔、泣き顔、怒り顔…様々な表情が映し出されている。 宇宙人が絵文字で説明してくれた。 「👽📚👨‍👩‍👧‍👦😀😭😡」 彼らは人間の感情を研究していたんだ。 人間には言葉があるのに、なぜ感情を正確に伝えられないのか？🤔 それが彼らの研究テーマだったみたい。 そして彼らが発明したのが、感情を直接表現できる「絵文字テクノロジー」だった💭 「👽🎁👦🧠」 宇宙人は僕の頭に何かを当てた。 ピカッ✨ 突然、周りの宇宙人たちの感情が見えるようになった。 言葉なしで、心が直接繋がる感覚😮 喜び、好奇心、温かさ…それらが色と形となって見える。 そして、彼らが伝えたかったこと。 「🌍👽🤝❤️」 地球と彼らの星を繋ぎたい。友情の架け橋になってほしい。 僕は迷わず答えた。 「👍」 帰り道、宇宙人は特別な装置を僕にプレゼントしてくれた🎁 「👦📱👽📞」 地球と彼らの星を繋ぐ通信機だ。 「これで、いつでも連絡できるね！」 夜明け前、UFOは再び裏山の森に着陸した🌄 別れ際、友達になった宇宙人と固く握手した👦🤝👽 「また来るよ、絶対に」 「👽🔜👦❤️」 そして、宇宙人は最後の絵文字を浮かべた。 「🌍👽🌈🔜」 それは予言だったのかもしれない。 翌日、世界中のスマートフォンに新しいアプリが突如現れた📱 「絵文字トーク」 言葉だけでなく、感情も直接伝わる不思議なアプリ。 誰が作ったのか、どこから来たのか、誰にもわからない。 でも、人々はそれを使い始め、誤解が減り、心の距離が縮まっていった❤️ 父さんが仕事から帰ってきた日、久しぶりに二人で星を見た🌠 「タケル、なんだか最近、世界が変わった気がしないか？」 僕はにっこり笑って、空を見上げた。 「うん、星々が近くなったんだと思う」 星の砂が入った小瓶を握りしめながら、僕は心の中で約束した。 いつか、全ての人に真実を伝える日が来ると👽🌍❤️ それまでは、僕だけの秘密の友情を大切に守っていこう。 夜空に、新しい星が輝き始めたように見えた✨ ──これは、絵文字で繋がる、二つの世界の物語。 そして、それはまだ始まったばかり🌠 [ おわり ]