こんにちは！私の名前は坂本りお、17歳！今日は待ちに待った「スポーツの日」！天気は快晴、グラウンドの芝生が太陽の光にきらきら輝いている中、私はいつものユニフォームを着て、軽快な気持ちでグラウンドに立っています。私が着ている黄色のユニフォーム、学校のエンブレムが胸に誇らしげに輝いていて、青い縁取りが特徴なんだ。このユニフォームを見ると、勝利に向かって走り出す気持ちが一層強くなる。髪型はいつも通りポニーテール。これが一番走るときに邪魔にならなくて、風を感じやすいの。走るときに髪がふわっと揺れる感覚、たまらないんだよね！ 場所は「青空グラウンド」。名前の通り、広い空が一望できる気持ちのいい場所で、私たちの学校が主催する今日のイベントにはピッタリの舞台。今日のメイン競技はリレー！クラス対抗の勝負で、私たちのクラスは優勝候補。なんでって？だって私がアンカーだからね！私、こう見えても運動神経は自信があるんだ。 太陽の光が強く肌に当たるけど、それすらも心地よく感じる。頬が少し火照って、汗がじんわり出てきた。グラウンドに響く声援が鼓膜にビリビリと伝わってくるのがわかる。みんな、すごく熱心に応援してくれてる。私の心臓もそのリズムに合わせて、どんどん早くなる。 スタートの瞬間、地面を蹴り上げた感触が足裏に伝わる。風が私の顔を撫でて、ユニフォームの裾がパタパタと揺れる音が耳に心地よい。この瞬間、何もかもが完璧。目の前のトラック、待ち受けるゴール、それ以外は何も考えない。ただ、前へ、もっと前へと足を動かすだけ。 一歩、また一歩、風が私を押してくれるような感覚。身体は軽いし、どんどん加速するのがわかる。頬に感じる風の冷たさが、今走っているんだという実感を強くさせてくれる。後ろを振り返る余裕なんてない。ゴールテープがどんどん近づいてくる。 「あと少し、あと少し！」頭の中で自分を励ます。心の中でクラスメイトの顔が思い浮かぶ。彼らの期待、応援、全てが私を後押ししている気がする。最後の瞬間、全力でテープを切る感覚が体を包み込んだ。その瞬間、歓声が一気に私の耳に飛び込んできた。 「やったぁー！！」 ゴールした瞬間、全身に喜びが広がる。疲れなんて感じない。周りから駆け寄ってくるクラスメイトたちの笑顔が最高に輝いて見える。みんなが私を囲んで、私もその輪の中で笑顔になった。最高の一瞬、最高の仲間。こんなに嬉しい瞬間、他にないよね。 今日は私にとって、全力で走って、全力で楽しんだ最高の一日だったんだ。